でも、子どもの体じゃ手を伸ばして持ち上げるのはむずかしいわね…。
「えばん、ありぇ、うかしぇて」
「うん?あの植木ばち?」
初めてだもの、これくらいのサポートがあっても許されるでしょ。
顔を上げて、すぐうしろまでついて来ていたエヴァンに手伝いをたのむと、エヴァンはすぐにふわりと植木ばちを浮かせてくれた。
充分手の届く高さに来た植木ばちを持って、「ん、しょ」と頭上に振りかぶる。
「シーラ、なにをするの?」
「こりぇ、なげて、ぶつけりゅ」
「え」
あのおばさんは もうすぐあたしたちの目の前を通りすぎる。
そのタイミングをねらって、思いっきり投げれば…!
同情も抵抗も捨てるのよ、と眉間にしわを寄せておばさんをにらむと、「ま、待って待って」とエヴァンが抱きしめるようにあたしを止めてきた。
「えばん、ありぇ、うかしぇて」
「うん?あの植木ばち?」
初めてだもの、これくらいのサポートがあっても許されるでしょ。
顔を上げて、すぐうしろまでついて来ていたエヴァンに手伝いをたのむと、エヴァンはすぐにふわりと植木ばちを浮かせてくれた。
充分手の届く高さに来た植木ばちを持って、「ん、しょ」と頭上に振りかぶる。
「シーラ、なにをするの?」
「こりぇ、なげて、ぶつけりゅ」
「え」
あのおばさんは もうすぐあたしたちの目の前を通りすぎる。
そのタイミングをねらって、思いっきり投げれば…!
同情も抵抗も捨てるのよ、と眉間にしわを寄せておばさんをにらむと、「ま、待って待って」とエヴァンが抱きしめるようにあたしを止めてきた。



