「正直くじの引きなおしくらいならできるけど、冷那ちゃんかわいいし、やりなおしとかしたくない」
「…はっ?」
「体育館で見たときも美人だと思ったけど、寝顔はトゲがなくて特にかわいかったし、笑ったらかるく惚れそうなくらいかわいい気がするんだけど」
「な、なに言ってんのあんた!?」
天草とは思えない言葉が飛び出してきて、盛大に目を見開いた。
ってか、人が寝てるとこ勝手に見たの!?
性格120点とか うそじゃん!
かぁっと顔が熱くなるのを感じていると、天草が目を丸くして、さらに顔を近づけてくる。
「赤くなった顔超かわいい。ねぇ、姫になってよ。冷那ちゃん彼女にして、合法的にいろんなことしたい」
「近いしワードチョイスが変態なんだけどっ!あんた性格変わりすぎじゃない!?」



