そんな夢ならもう一度会いたい

さらにぐいっと腕を引っ張られ屋上に戻される。

何言ってんの!?なんで私がそんなことしなきゃいけないの!?

「今から屋上の掃除するんだ~!高須も手伝ってよ」

「嫌ですよ!めんど…っ」

「え、今めんどくさいって言おうとした?」

「おっ、屋上は生徒立ち入りですよね!?」

って貼り紙を見ながらここにいる私が言うことじゃないけど。

「でも先生()の許可があれば入れるよ」

これも先生が言うことじゃない!
正論言ってる風だけどそれって脅しじゃないの!?

「屋上ってなんかワクワクしない?」

太陽の光が眩しくて目を細める、きゅっと上げた口角が物語ってる。
私にはわからないけど、ワクワクなんて微塵もしてないけど。

「高須にはデッキブラシを貸してやろう」

「別にいらないんですけど」

「あ、ちゃんと髪縛ってね危ないから」

「だから私やるなんて…っ」

言ってないのに、そう言おうとしたら笑って返されたの。
いや、全然笑うとこじゃないんだけど。

だからやるなんて言ってないのにデッキブラシ押し付けて来るし、自分は高圧洗浄機なんていいもの持って来てなんなのさ!

めんどくさくてしょーがないんだけどっ