そのお悩み、私たちの能力で解決します!


「おい、五月……」
「旭日くん……?」

 それまでぽかんと私と五月くんの話を聞いていた蓮詞と椿妃ちゃんが、ゆらりと五月くんの前へとやってくる。
 二人の圧に一歩後退る五月くん。

「お、おお……?ど、どうしたんだ?ふたりとも……?」
「本日現時刻を持って、桜彩に触れることを禁止する」
「桜彩ちゃんに触れていいのは私だけですっ」
「それも違う」

 椿妃ちゃんに急に抱き寄せられて、少し苦しい。

「大体、抱き着くやつがあるか?」

 蓮詞がくどくどとお説教モードに入ってしまう。 

 五月くんはそれをひらりと交わして、私の手を取って走り出す。

「あ、おい!まだ話は――」
「桜彩ちゃんを連れて行かないでくださいっ!」

 慌てて追いかけて来る蓮詞と椿妃ちゃんに、五月くんはほんの少しだけ能力を使って走り出す。

「桜彩!行くぞ!」
「え?え?う、うん!?」


 私、五月くん、蓮詞、椿妃ちゃん。
 きっとこれからどんなことがあっても、私たち4人はずっと一緒だ。
 未来予知なんてなくても、これだけは絶対って思うんだ!



 5秒先の未来を見る力、高速移動、瞬間記憶、怪力。

 そんな不思議な能力を持った私たちへのお悩み相談、いつでもお待ちしています!
 悩みがあるひと、手助けが必要なひと、そのお困りごと、お悩み解決部が解決します!






 終わり