パァァァァ…………!!
(えっ……これは、何!?)
びっくりするレナは歌を止めようとしますが、カノンは首を横に振りました。これが何なのか、知っているようです。
歌を続けていくと、更に光は強くなります。
自分たちだけではなく、部屋も、いいえ、お庭も、いいえ、お城までもがまばゆい光に包まれているようでした。
(なんだかふわふわした気持ち。すごく、幸せ)
うっとりとした表情でレナは歌っています。それは隣にいるカノンも同じでした。
やがて歌が終わり、光もやみました。それでも目の奥で星がまたたいているようで落ち着きません。
「ねえカノン、あの光はいったい……」
「ふふっ。レナ、今のあなたはとってもステキなプリンセスよ」
「えっ?」
どういうことでしょう? するとカノンはレナの手を引いて、天井まで届くほど大きな鏡の前に連れていきました。
「わあ……!」
するとそこに映るレナは、どこからどう見ても、立派なお姫さまになっていたのです!
〈やってみよう!〉
レナをステキなお姫さまにしてあげよう!
絵の中にあるアイテムを探してみてね。
アイテム:ティアラ、イヤリング、リボン、ネックレス、エナメルの靴
頭上にはティアラが輝き、ふんわりと上品に結いあげられた髪型は、レナをいつもより少しだけお姉さんに見せています。いつの間にかていねいにトリートメントされていた髪のきらめきは、夜空にしっとりとまたたく星のよう。
「こ、これ……ほんとうに私?」
「ええ。とってもキレイよ」
まじまじと鏡をのぞき込むと、鏡の中のレナも同じようにふしぎそうな顔で見つめ返してきました。
ちょっぴりメイクまでされているようで、頬はほんのりピンクに染まり、くちびるにはルージュが引かれています。
リボンがふんだんにあしらわれたドレスには音符の形のスパンコールがちりばめられて、レナが動くたびにきらきらとしたメロディを奏でているのです。
「うわわわわ……!!」
鏡の中にいるのは自分なのに、どこか他人のような気がして思わず後ずさりしてしまいます。そんなレナの足元を飾るのはつやつやに輝く靴でした。爪先が床を蹴るたびに、うつくしいハーモニーが聞こえてきます。
「まあ! レナったらすっかり一人前のプリンセスね」
「わ、私がプリンセス? そんな……ありえないよ。プリンセスは……お姫さまはカノンでしょ?」
「いいえ。まほうの歌を共に歌い、この国に満ちている音楽の力を呼び覚ましたのはレナの歌声あってこそよ。わたくしとレナ、ふたり合わせてカデンツァ王国のプリンセス。ほら、見てごらんなさい」
おろおろするレナをカノンは連れ出します。すると、階段の下にお城にきた時にレナたちを追い返したミューズ・ツリーが見えました。
「わあっ」
どこか元気がなかったミューズ・ツリーですが、今となっては元気いっぱいにすべての枝を揺らしています。
リーンゴーン……
カランカランカラン……!
枝が揺れるたびに鳴り響くベルの音はレナを祝福しているようでした。
「ね? この国があなたをプリンセスと認めたの」
「そんな……」
ぽかんと口を開けて眺めるしかできないレナ。そこにトトが急いだ様子で駆け込んできました。
「たいへんでーすっ! おふたりとも、お庭を見てください!」
(えっ……これは、何!?)
びっくりするレナは歌を止めようとしますが、カノンは首を横に振りました。これが何なのか、知っているようです。
歌を続けていくと、更に光は強くなります。
自分たちだけではなく、部屋も、いいえ、お庭も、いいえ、お城までもがまばゆい光に包まれているようでした。
(なんだかふわふわした気持ち。すごく、幸せ)
うっとりとした表情でレナは歌っています。それは隣にいるカノンも同じでした。
やがて歌が終わり、光もやみました。それでも目の奥で星がまたたいているようで落ち着きません。
「ねえカノン、あの光はいったい……」
「ふふっ。レナ、今のあなたはとってもステキなプリンセスよ」
「えっ?」
どういうことでしょう? するとカノンはレナの手を引いて、天井まで届くほど大きな鏡の前に連れていきました。
「わあ……!」
するとそこに映るレナは、どこからどう見ても、立派なお姫さまになっていたのです!
〈やってみよう!〉
レナをステキなお姫さまにしてあげよう!
絵の中にあるアイテムを探してみてね。
アイテム:ティアラ、イヤリング、リボン、ネックレス、エナメルの靴
頭上にはティアラが輝き、ふんわりと上品に結いあげられた髪型は、レナをいつもより少しだけお姉さんに見せています。いつの間にかていねいにトリートメントされていた髪のきらめきは、夜空にしっとりとまたたく星のよう。
「こ、これ……ほんとうに私?」
「ええ。とってもキレイよ」
まじまじと鏡をのぞき込むと、鏡の中のレナも同じようにふしぎそうな顔で見つめ返してきました。
ちょっぴりメイクまでされているようで、頬はほんのりピンクに染まり、くちびるにはルージュが引かれています。
リボンがふんだんにあしらわれたドレスには音符の形のスパンコールがちりばめられて、レナが動くたびにきらきらとしたメロディを奏でているのです。
「うわわわわ……!!」
鏡の中にいるのは自分なのに、どこか他人のような気がして思わず後ずさりしてしまいます。そんなレナの足元を飾るのはつやつやに輝く靴でした。爪先が床を蹴るたびに、うつくしいハーモニーが聞こえてきます。
「まあ! レナったらすっかり一人前のプリンセスね」
「わ、私がプリンセス? そんな……ありえないよ。プリンセスは……お姫さまはカノンでしょ?」
「いいえ。まほうの歌を共に歌い、この国に満ちている音楽の力を呼び覚ましたのはレナの歌声あってこそよ。わたくしとレナ、ふたり合わせてカデンツァ王国のプリンセス。ほら、見てごらんなさい」
おろおろするレナをカノンは連れ出します。すると、階段の下にお城にきた時にレナたちを追い返したミューズ・ツリーが見えました。
「わあっ」
どこか元気がなかったミューズ・ツリーですが、今となっては元気いっぱいにすべての枝を揺らしています。
リーンゴーン……
カランカランカラン……!
枝が揺れるたびに鳴り響くベルの音はレナを祝福しているようでした。
「ね? この国があなたをプリンセスと認めたの」
「そんな……」
ぽかんと口を開けて眺めるしかできないレナ。そこにトトが急いだ様子で駆け込んできました。
「たいへんでーすっ! おふたりとも、お庭を見てください!」


