「なんで…」
「メイちゃん、見て。どっちにしろもう遅いかも」
ナオくんは既にピクリとも動かない。
だらん、と腕を投げ出してメイちゃんに抱きかかえられたまま、首が座っていない赤ちゃんみたいにメイちゃんの腕に支えられている。
たぶん呼吸は既に止まってしまっている。
今からでも急いで病院に搬送すれば助かるかもしれない。
でもメイちゃんはムギの一言で動けなくなった。
「メイちゃんが殺しちゃったね」
「は…なんで…」
「だってメイちゃんが言わなかったんだもん。ドリンクを作ったのはムギでも正当防衛だよ。″知らなかった″んだから」
「嘘つき!エピペン持ってたじゃない!盗んだんでしょ!?」
「そうかもね。ナオくんなんか消えちゃえばいいのにってずっと思ってたからね。でも記憶に無いや」
「鬼!最低だよ…なんでこんなことしたの!?菊地くんが麦ちゃんに何したっていうのよ!?」
「メイちゃんを横取りした」
「は…?」
「ムギとメイちゃんの世界を壊した。散々邪魔されて悲しかったのに、今度は人生からもメイちゃんを奪おうとしてたじゃん。言ってたでしょ。高校生になったら麦のこと捨てるんだよね」
「聞いてたの…」
「メイちゃん、見て。どっちにしろもう遅いかも」
ナオくんは既にピクリとも動かない。
だらん、と腕を投げ出してメイちゃんに抱きかかえられたまま、首が座っていない赤ちゃんみたいにメイちゃんの腕に支えられている。
たぶん呼吸は既に止まってしまっている。
今からでも急いで病院に搬送すれば助かるかもしれない。
でもメイちゃんはムギの一言で動けなくなった。
「メイちゃんが殺しちゃったね」
「は…なんで…」
「だってメイちゃんが言わなかったんだもん。ドリンクを作ったのはムギでも正当防衛だよ。″知らなかった″んだから」
「嘘つき!エピペン持ってたじゃない!盗んだんでしょ!?」
「そうかもね。ナオくんなんか消えちゃえばいいのにってずっと思ってたからね。でも記憶に無いや」
「鬼!最低だよ…なんでこんなことしたの!?菊地くんが麦ちゃんに何したっていうのよ!?」
「メイちゃんを横取りした」
「は…?」
「ムギとメイちゃんの世界を壊した。散々邪魔されて悲しかったのに、今度は人生からもメイちゃんを奪おうとしてたじゃん。言ってたでしょ。高校生になったら麦のこと捨てるんだよね」
「聞いてたの…」



