好きとキスの嵐


別のクラスだから、コソッとメールで一緒に帰ろって送信する。

こういう秘密の共有みたいなのが、結構気持ち的に高揚したり…。

って、変態か。

そんなノリツッコミをしていると、スマホがブブッと短な返信を知らせてくる。


『授業中にスマホは駄目だよ?でも一緒に帰りたいな』


という、返事と共にOKマークの付いた、にゃんこのスタンプが送られてきた。


本気でさぁ。
駄目とか言いつつ、自分もして来るじゃん?
これが、可愛い以外のなんなわけ?


というわけで、元気チャージしたので、目の前の黒板にずらぁーっと並んでいる数式を、せっせとノートに写して答えを解いていくことに没頭した。


別に、同じ部活なんだから、その時に言えば良いんだけれど。

でも、なんか恋人として大切なスキンシップみたいな気がして、俺的になんだか気持ちがむず痒い。
けども、ウキウキしてしまう。

だから、変態か…。

それで、二限終わってすぐに彼女のクラスに行くと、俺を見つけるなりぱぁっと顔を明るくしてから、名前を呼んで隣の席を自分からぽんぽんと叩き招いれてくれる。


最近の彼女は、元々小悪魔だったけれど、それが更にパワーアップして来ていて、正直困る。

困るというか、自分が彼女の手のひらの中で甘く甘く転がされているようで、ドキドキが止まらないのだ。


キスしても、好きだと言っても、その斜め上を行くような、彼女。

ほんと、好きが膨らみ過ぎて何時か、爆発してしまいそうなんだ。

でも、それを彼女に言ったら…当たり前のことでしょ?ていう顔をしてから、ほわんとした優しい笑みで、

「それは、私の方だよ?だって、大智くんは私のことを沢山愛してくれるから」


と、アメージーン!!と叫びたいからいな愛の爆弾が、ズドンっなんて音がしそうなほどの大きさで投下された。


狡い狡いって、いっつも彼女は言うけれど…それはこっちの台詞だよ!

あー……駄目だ。
反芻してたら、胸がきゅうきゅうしてきた。

今日も、部活気合入るな、うん。

好きな子に格好良い所を何時だって、見せたい男の心情。


なんだか、何時も以上に部活がより楽しく感じる。

監督にも部長にもた納得してもらえるような、試合のスタメンを任せて貰えるようなそんな練習をしていこう。


俺は今までに無いほど、闘士に燃えていた。