眠り姫が溺愛されちゃいました!?

あ、れ……。

ちゃんと決めたはずなのに……っ、なんで……。

__涙が、溢れてくるの……?

ああ、私はきっと楽しかったんだ。私に対してあんなに良くしてくれる人なんてそんなにいないから。

大体の人は、私の能力目当てで近づいて、仲良くする。

だから、私はこの能力を隠したんだ。



「先輩たち……ごめんなさい……っ」



ひとりだけの静かな教室に、そんな私の声が響いた。