眠り姫が溺愛されちゃいました!?

「あたしは潤羽彩心!彩る心って書いてあこって読むんだ。気軽に彩心って呼んでね!」



隣の席の潤羽さん……じゃなくて、彩心ちゃんが丁寧に自己紹介してくれた。



「私は月城結姫。よろしくね、彩心ちゃん」



そう言った瞬間。

体が急に重くなってきた。

もしかして、反動が来ちゃったかな……?朝に能力使っちゃったし……。



「せ、先生、少し具合が悪いので、保健室に行ってもいいですか……?場所は分かるので……」

「本当に大丈夫?気をつけてね」

「はい……、失礼します」



重たいからだを引きずりながら、私は近くの空き教室に入った。

保健室は分かるけど、保健の先生に能力のことを話していないからね……。