ガチャッとトリックスターのドアを開けた、いつものソファーが見えたと思ったらそこにぐったり体を横にして寝込む三日月先輩の姿が…
え!?重症!?
すごいしんどそう!
「せーくん大丈夫~?今日はもう帰った方がよくなーい?」
「あぁ~…」
弱弱しい声が三日月先輩らしくなくて、思ってたよりもだいぶ…
どうしよう、あたしのせいだ!
あたしが三日月先輩の傘を借りたから…っ
「あのっ」
「すみません、隠れ部はここであってますか?」
三日月先輩に謝ろうとしたらこそっと人が現れた、背中までかかるサラサラ黒髪ストレートの女の子がゆっくりドアを開けて入って来る。
「隠れ部じゃないですけどあってます!」
それに燎くんが答え、どうぞと案内しつつ三日月先輩に呼びかけて。
「せーくん依頼人来たよ!起きて!」
「ん~…」
…大丈夫なのかな、三日月先輩。
すっごいしんどうそうに体を起こしてソファーに座ったけど、はぁって吐く息が重たそうだよ。
「あー…何だって?依頼?」
燎くんが出した丸椅子に座った女の子を前に、足を組んだ三日月先輩がソファーの肘置きに肘を置いて頬杖をつく。じぃっと女の子の方を見て、ゆっくり口を開いた。
「それ理事長の脱税?放火?強盗?恐喝?どれ?」
直球すぎる…!!!
願望入り込んじゃってる!
それが願望っておかしいけど!!
「えっと…どれも当てはまりません…」
「じゃあ無理だな、つーか今すげぇ体調不良でそれどころじゃねーんだ今回はなしで」
しかも風邪のせいかいつもより2割増しで目つきが悪い。
「でもっ、理事長と関係はしています!」
え!?重症!?
すごいしんどそう!
「せーくん大丈夫~?今日はもう帰った方がよくなーい?」
「あぁ~…」
弱弱しい声が三日月先輩らしくなくて、思ってたよりもだいぶ…
どうしよう、あたしのせいだ!
あたしが三日月先輩の傘を借りたから…っ
「あのっ」
「すみません、隠れ部はここであってますか?」
三日月先輩に謝ろうとしたらこそっと人が現れた、背中までかかるサラサラ黒髪ストレートの女の子がゆっくりドアを開けて入って来る。
「隠れ部じゃないですけどあってます!」
それに燎くんが答え、どうぞと案内しつつ三日月先輩に呼びかけて。
「せーくん依頼人来たよ!起きて!」
「ん~…」
…大丈夫なのかな、三日月先輩。
すっごいしんどうそうに体を起こしてソファーに座ったけど、はぁって吐く息が重たそうだよ。
「あー…何だって?依頼?」
燎くんが出した丸椅子に座った女の子を前に、足を組んだ三日月先輩がソファーの肘置きに肘を置いて頬杖をつく。じぃっと女の子の方を見て、ゆっくり口を開いた。
「それ理事長の脱税?放火?強盗?恐喝?どれ?」
直球すぎる…!!!
願望入り込んじゃってる!
それが願望っておかしいけど!!
「えっと…どれも当てはまりません…」
「じゃあ無理だな、つーか今すげぇ体調不良でそれどころじゃねーんだ今回はなしで」
しかも風邪のせいかいつもより2割増しで目つきが悪い。
「でもっ、理事長と関係はしています!」



