「冷める前に早く飲めよ」
……え?今それ言う???
新井くんがそっと花音ちゃんに近付こうとした時、三日月先輩がズズーッと紅茶を飲んだから。
そんな空気じゃなくない!?
「話はもう終わっただろ、ここでイチャつかれたら困るんだよ空気読めよ」
だからその空気読めてないのはどっち!?
「その続きは外でやってくれ」
「「……。」」
「燎おかわり」
「はーいっ、よろこんで~!」
居酒屋みたいなノリで燎くんが三日月先輩のカップに紅茶を注いでいた。
…え?これで終わり??
ここで終わるの…?
新井くんも花音ちゃんもオロオロして困ってるじゃん!
てゆーか紅茶嫌いなくせになにおかわりしてんの~~~~!?
「本当に意味がわからないんですけど」
「は?何が?」
「真涼ちゃんも紅茶どうぞ~」
「あ、ありがとうっ」
申し訳なさそうに新井くんと花音ちゃんはトリックスターから出て行った、あんなの追い出したみたいなものじゃん。
「大事なのはあの後ですよね!?なんであんなことっ」
「だから出てけって言ったんだよ」
「何がですか!2人とも困って…っ」
「大事なことは2人で話し合うべきだ」
「……。」
それは、そうだけど。
「それとも何だよ、ミーハー心で見たかったか?2人がイチャつくとこ」
「そんなこと思ってないです!!」
それは、そんなことは…
ティーカップに手を伸ばしてひとくち紅茶を飲んだ。
「…でも大丈夫なのかなって、ちゃんと話し合えるのかなって」
誤解は解けたかもしれないけど、探偵に頼むぐらいのあれこれがあったわけだし…
「大丈夫だろ、もうあいつらはここへは来ねぇよ」
「え?」
……え?今それ言う???
新井くんがそっと花音ちゃんに近付こうとした時、三日月先輩がズズーッと紅茶を飲んだから。
そんな空気じゃなくない!?
「話はもう終わっただろ、ここでイチャつかれたら困るんだよ空気読めよ」
だからその空気読めてないのはどっち!?
「その続きは外でやってくれ」
「「……。」」
「燎おかわり」
「はーいっ、よろこんで~!」
居酒屋みたいなノリで燎くんが三日月先輩のカップに紅茶を注いでいた。
…え?これで終わり??
ここで終わるの…?
新井くんも花音ちゃんもオロオロして困ってるじゃん!
てゆーか紅茶嫌いなくせになにおかわりしてんの~~~~!?
「本当に意味がわからないんですけど」
「は?何が?」
「真涼ちゃんも紅茶どうぞ~」
「あ、ありがとうっ」
申し訳なさそうに新井くんと花音ちゃんはトリックスターから出て行った、あんなの追い出したみたいなものじゃん。
「大事なのはあの後ですよね!?なんであんなことっ」
「だから出てけって言ったんだよ」
「何がですか!2人とも困って…っ」
「大事なことは2人で話し合うべきだ」
「……。」
それは、そうだけど。
「それとも何だよ、ミーハー心で見たかったか?2人がイチャつくとこ」
「そんなこと思ってないです!!」
それは、そんなことは…
ティーカップに手を伸ばしてひとくち紅茶を飲んだ。
「…でも大丈夫なのかなって、ちゃんと話し合えるのかなって」
誤解は解けたかもしれないけど、探偵に頼むぐらいのあれこれがあったわけだし…
「大丈夫だろ、もうあいつらはここへは来ねぇよ」
「え?」



