三日月先輩があたしの隣に座った。
三日月先輩の家のソファーは大きいから、隣に座っても全然距離は近くないんだけど…
近くなくてよかった。
緊張がやばいから。
三日月先輩のTシャツと短パンを着た時より緊張してるんだけど、だって…
優しいとこもあるんだって思っちゃったから、三日月先輩って。
「それ置いたら?」
「え?」
「どんだけ大事に持ってんだよ」
「あ、これは…っ」
三日月先輩のTシャツと短パンを着てるのが恥ずかしくて着ていた浴衣をずっと抱きしめてた。少しでも隠せないかなって、そんなつもりで。
「暑いだろ、そんなん持てったら」
「でも汗かいちゃって、濡れてるのでっ」
「じゃあせめて自分の膝にでも置けよ、なんで抱きしめてんだよ」
「そ、そうですよね!それはその…っ」
でもなんか恥ずかしいんだもん!
絶対三日月先輩はなにも思ってないと思うけど、借りてるの着てるってなんか…なんか~~~~!!!
「ん、なんか落ちたぞ?」
さらにきゅっと抱きしめたらカサッと浴衣の隙間から紙が出て来た。
あ、これは確かさっき…
「牛丼のチラシ?」
三日月先輩の家のソファーは大きいから、隣に座っても全然距離は近くないんだけど…
近くなくてよかった。
緊張がやばいから。
三日月先輩のTシャツと短パンを着た時より緊張してるんだけど、だって…
優しいとこもあるんだって思っちゃったから、三日月先輩って。
「それ置いたら?」
「え?」
「どんだけ大事に持ってんだよ」
「あ、これは…っ」
三日月先輩のTシャツと短パンを着てるのが恥ずかしくて着ていた浴衣をずっと抱きしめてた。少しでも隠せないかなって、そんなつもりで。
「暑いだろ、そんなん持てったら」
「でも汗かいちゃって、濡れてるのでっ」
「じゃあせめて自分の膝にでも置けよ、なんで抱きしめてんだよ」
「そ、そうですよね!それはその…っ」
でもなんか恥ずかしいんだもん!
絶対三日月先輩はなにも思ってないと思うけど、借りてるの着てるってなんか…なんか~~~~!!!
「ん、なんか落ちたぞ?」
さらにきゅっと抱きしめたらカサッと浴衣の隙間から紙が出て来た。
あ、これは確かさっき…
「牛丼のチラシ?」



