その瞬間、瞬きをした三日月先輩が次に目を開けた時にはガンッと力強い瞳であたしを見てた。
「…っ」
刺さるような視線にビクッと体が震えて。
すぐに思った、言うんじゃなかったって。
「あ…っ」
「なんでそんな言い切れるんだよ」
「な、なんでって…それは見てたら?そんなふうに…」
じっとにらまれて、耐えきれなくてあたしからそっぽ向いちゃった。
大きく見開いた目でそんなに見られたらあたしなくなっちゃうんじゃないかって思うくらい。
怖い、すっごい怖い…
「証拠は?」
「え、証拠…?」
「そんなハッキリ言うんだ、そう思える根拠があるんだろうな?」
「それは…ないですけど」
逸らした視線を下に向けた。
三日月先輩たちが見付けてもない証拠をあたしが見付けられるわけないもん。
だからこれは根拠とか理由があるものじゃない、ただあたしがそう思っただけのことなの。
「根拠もないのにそう言ったってことか?」
「そうゆうわけじゃ…」
追いつめられてるみたいで三日月先輩と目を合わせられない、だけど花音ちゃんがずっと疑われてるのもきっと違うと思って。
「見てたらわかります!」
「…っ」
刺さるような視線にビクッと体が震えて。
すぐに思った、言うんじゃなかったって。
「あ…っ」
「なんでそんな言い切れるんだよ」
「な、なんでって…それは見てたら?そんなふうに…」
じっとにらまれて、耐えきれなくてあたしからそっぽ向いちゃった。
大きく見開いた目でそんなに見られたらあたしなくなっちゃうんじゃないかって思うくらい。
怖い、すっごい怖い…
「証拠は?」
「え、証拠…?」
「そんなハッキリ言うんだ、そう思える根拠があるんだろうな?」
「それは…ないですけど」
逸らした視線を下に向けた。
三日月先輩たちが見付けてもない証拠をあたしが見付けられるわけないもん。
だからこれは根拠とか理由があるものじゃない、ただあたしがそう思っただけのことなの。
「根拠もないのにそう言ったってことか?」
「そうゆうわけじゃ…」
追いつめられてるみたいで三日月先輩と目を合わせられない、だけど花音ちゃんがずっと疑われてるのもきっと違うと思って。
「見てたらわかります!」



