ジロジロ見ちゃったことを誤魔化すみたいに一気に喋ってしまった、でもそれはすごいね!って尊敬のつもりで言ったんだけどなぁ…
急に花音ちゃんの様子がおかしくなったから、黙りこくっちゃって目を伏せたから。
「花音ちゃん?」
「これは自分でやってるの」
「え?」
「毎朝自分でやってるの!」
2つに結んだくるくるの縦ロールを指さして、念を押すみたいに教えてくれた。
「…あ、そーなの!?すごいね、器用なんだね!」
「…うん」
…?
また下を向くみたいに、急に力を抜くから。
どうしたのかな?
…え、もっと褒めた方がよかった!?
今のは自分でやってるマウントだった!?
それなら私も毎朝自分でお団子ヘアやってるし!
じゃなくて…っ
「真涼ちゃんは家どっち?」
「あ、あたしは…!」
話しながら校舎を出たから、気付けば校門の前まで来てた。
右か左か、真っ直ぐか…
これってあれかな!もしかして一緒に帰る流れ…!?
「あたしはこっちだよ!」
「じゃあ反対だね、また明日ね!」
「あ、明日…」
「ばいばい~!」
「ばいばい…」
……。
ちょっと、緊張しちゃった。
もし一緒に帰ることになったら三日月先輩の顔がひたすらに浮かび続けてなにか情報聞き出さなきゃいけない気がして…
急に花音ちゃんの様子がおかしくなったから、黙りこくっちゃって目を伏せたから。
「花音ちゃん?」
「これは自分でやってるの」
「え?」
「毎朝自分でやってるの!」
2つに結んだくるくるの縦ロールを指さして、念を押すみたいに教えてくれた。
「…あ、そーなの!?すごいね、器用なんだね!」
「…うん」
…?
また下を向くみたいに、急に力を抜くから。
どうしたのかな?
…え、もっと褒めた方がよかった!?
今のは自分でやってるマウントだった!?
それなら私も毎朝自分でお団子ヘアやってるし!
じゃなくて…っ
「真涼ちゃんは家どっち?」
「あ、あたしは…!」
話しながら校舎を出たから、気付けば校門の前まで来てた。
右か左か、真っ直ぐか…
これってあれかな!もしかして一緒に帰る流れ…!?
「あたしはこっちだよ!」
「じゃあ反対だね、また明日ね!」
「あ、明日…」
「ばいばい~!」
「ばいばい…」
……。
ちょっと、緊張しちゃった。
もし一緒に帰ることになったら三日月先輩の顔がひたすらに浮かび続けてなにか情報聞き出さなきゃいけない気がして…



