「かがりんの友達なの!」
うん、これは間違いじゃないもんね。
友達?かどうか微妙なとこではあるけど、かがりんなら言いそう人類みな友達みたいなこと言いそうだもん。
「かがりちゃんのお友達なんだ!」
「そう、かがりちゃんの~!」
不審がられた顔からパッと表情を変えてすぐに笑ってくれた。
乗り切れた、かがりんの友達で乗り切れた…!
「あたし1年1組の古川真涼、いつもかがりんから花音ちゃんのこと聞いてて!それであたしも友達になった気で話しかけちゃったの…ごめんね?」
「ううん、大丈夫だよ」
「ごめんねっ、変に思ったよね!?」
「うちの学校大きいから同じ学年でも知らない人いっぱいだからびっくりしちゃっただけだよ」
気にしないでって笑ってくれた、ほわほわ~って笑う姿はやわらかい空気がただよって。
こんな花音ちゃんが浮気?
本当にしてるのかな、人は見かけによらないって言うけど…
「どうかしたの?私、何か…」
「え、ううん!えっと、あのっ」
ついジロジロ見ちゃった、どうしても新井くんのことが浮かんできちゃってそんなふうに見ちゃう…!
よくないね、よくない!
何か別の話題を、何か話してこの場を…っ
「花音ちゃんってお嬢様なんだよね!」
他に思いついた話題がこれだったから、咄嗟に口走っちゃったんだけど。
「靴もピカピカだし、制服もシャンっとしてるし、髪もキレイで!お手伝いさんとかにやってもらってるの?縦ロールすごくかわいい!」
……。
…え?
うん、これは間違いじゃないもんね。
友達?かどうか微妙なとこではあるけど、かがりんなら言いそう人類みな友達みたいなこと言いそうだもん。
「かがりちゃんのお友達なんだ!」
「そう、かがりちゃんの~!」
不審がられた顔からパッと表情を変えてすぐに笑ってくれた。
乗り切れた、かがりんの友達で乗り切れた…!
「あたし1年1組の古川真涼、いつもかがりんから花音ちゃんのこと聞いてて!それであたしも友達になった気で話しかけちゃったの…ごめんね?」
「ううん、大丈夫だよ」
「ごめんねっ、変に思ったよね!?」
「うちの学校大きいから同じ学年でも知らない人いっぱいだからびっくりしちゃっただけだよ」
気にしないでって笑ってくれた、ほわほわ~って笑う姿はやわらかい空気がただよって。
こんな花音ちゃんが浮気?
本当にしてるのかな、人は見かけによらないって言うけど…
「どうかしたの?私、何か…」
「え、ううん!えっと、あのっ」
ついジロジロ見ちゃった、どうしても新井くんのことが浮かんできちゃってそんなふうに見ちゃう…!
よくないね、よくない!
何か別の話題を、何か話してこの場を…っ
「花音ちゃんってお嬢様なんだよね!」
他に思いついた話題がこれだったから、咄嗟に口走っちゃったんだけど。
「靴もピカピカだし、制服もシャンっとしてるし、髪もキレイで!お手伝いさんとかにやってもらってるの?縦ロールすごくかわいい!」
……。
…え?



