失言日記をシュレッダーにかけてやる

私の泣きそうな顔を見て、菊乃が笑う。

「失言は誰にでもあるんだよ。でもね、その分良い言葉も吐いてる。それでも、良い言葉すら人は忘れるの。だって、毎日生きてるんだから。それに、私が忘れられないほどの失言を理華はしない。だって、優しいから。だから、大好きなんだよ?」

その言葉がどれだけ私の救いになったか菊乃は気づいているのかな?
 
だから、もう一度だけ言わせて。

「大好きだよ、菊乃」

「私も理華が大好き!」と菊乃が笑ってくれたから、もう大丈夫。