目をさますと、ユメはベッドの中でした。
レースと貝がらのふとん。自分の部屋です。
「マリン……みんなは?」
ユメは、あわてて起き上がります。
コトン。
となりに、マーメイドの人形が寝ていました。人魚の尾びれをつけた、マリンです。
(そういえば、一緒に眠ろうとして……あれ?)
右手には、ムーンステッキをにぎっていました。
もちろん、おもちゃなので光ることもありません。
ベッドからゆっくりと降りて、ユメは机の上にある写真立てを手に取りました。
「……あの魔法使いのおばあさん。やっぱり、似てる気がする」
写真の中でやさしく笑っているのは、白いかみの毛の女の人。もういないユメのおばあちゃんです。
おかしの家で会ったおばあさんと、そっくりな顔をしています。
(どうしてだろう。胸の奥がギュッとなって、ちょっぴり苦しいのは)
ドールハウスのソファーに座らせたマリンの頭をなでて。
「……マリン」
ユメが名前をよびますが、反応はありません。
「フルオパールは……、人形の国はどうなっちゃったのかな? 守れたのかな」
人さし指でマリンのほっぺをさわります。
ずっと同じすまし顔に、涙があふれてきました。
「ぜんぶ、夢だったのかな? シャオの記憶は、もどったかな? キキは、カケラを取りもどせたかな? マリンは……」
レースと貝がらのふとん。自分の部屋です。
「マリン……みんなは?」
ユメは、あわてて起き上がります。
コトン。
となりに、マーメイドの人形が寝ていました。人魚の尾びれをつけた、マリンです。
(そういえば、一緒に眠ろうとして……あれ?)
右手には、ムーンステッキをにぎっていました。
もちろん、おもちゃなので光ることもありません。
ベッドからゆっくりと降りて、ユメは机の上にある写真立てを手に取りました。
「……あの魔法使いのおばあさん。やっぱり、似てる気がする」
写真の中でやさしく笑っているのは、白いかみの毛の女の人。もういないユメのおばあちゃんです。
おかしの家で会ったおばあさんと、そっくりな顔をしています。
(どうしてだろう。胸の奥がギュッとなって、ちょっぴり苦しいのは)
ドールハウスのソファーに座らせたマリンの頭をなでて。
「……マリン」
ユメが名前をよびますが、反応はありません。
「フルオパールは……、人形の国はどうなっちゃったのかな? 守れたのかな」
人さし指でマリンのほっぺをさわります。
ずっと同じすまし顔に、涙があふれてきました。
「ぜんぶ、夢だったのかな? シャオの記憶は、もどったかな? キキは、カケラを取りもどせたかな? マリンは……」



