魔法使いユメと小さなドールフレンズ!

 バラバラの形のクリスタルを、ひとつずつ手に取ります。
 ひとつ目は、ユメがピタリとはめ込みました。
 つづけて、シャオとキキが角度を変えてたしかめていきます。
 どれも合いそうで、なかなか決められません。

「こうじゃないかしら?」

 マリンがクリスタルを半分まわして、ふたつ目をはめました。
 実は、マリンも扉を開けるための答えは知らないらしいのです。

 残りはひとつ。ですが、手元のクリスタルはまだ五つもあります。

「ほんとにこの中に正解はあるのか? 当てられる気がしない」

 シャオは弱気ですが、キキはぽっぺたをふくらませて何か考えているようです。

「むむむ、これにするのらー!」

 クリスタルをエイッと押し込もうとしますが、形がはみ出ています。

「……キキ! 間違えちゃったじゃないか!」
「ええー! どうするのら⁉︎ おしまいなのら⁉︎」

 あわてふためくシャオとキキの横から、ユメがそっと手をのばしました。キキが押さえているクリスタルをうら返します。

 カチャン。
 すべてのクリスタルが合わさって、虹色に光り出しました。そのまま柱の中へうまると、大きな扉が音を立てて開いたのです。

「やったわ!」
「わーい! すごいのら! さすがみんななのら〜!」

 四人はハイタッチをしてよろこびました。