彼の秘密は、溺愛付き。

遊び疲れて、二人で肩を揺らしながら呼吸を整える。

それで少し落ち着いたら三原くんが自販機でジュースを買ってきてくれた。

「平塚さん疲れてない?」

「疲れた!」

わざと元気よくそう言い放った私は、申し訳なさそうな表情に変わった三原くんの顔を覗き込む。

そしてピースサインを見せつける。

「疲れたよ。運動したんだもん! でも、楽しすぎた疲れ!」

自分でしておきながら、可愛い子ぶっているだろうか。

でも好きな人の前でだけ可愛い子ぶるなら、まぁ誰も怒らないだろう。

それでも恥ずかしくて三原くんより先に別のコーナーに向かってしまう。

だから三原くんの小さな声は聞こえなかった。







「可愛すぎでしょ……」






さて、最後に勇気を出して、私。