彼の秘密は、溺愛付き。

「平塚さん、行ける!」

「絶対無理だって!」

「さっきバドミントンも上手だったじゃん」

「野球とバドミントンは違うでしょ!」

三原くんが次に連れてきてくれたのは総合アミューズメント施設で、バッティングセンターや色んなスポーツ、ゲームなどが楽しめる。

子供っぽいかなと三原くんは気にしていたが、きっと私の緊張をほぐそうとしてくれていたのだと思う。

もう緊張していないよとわざわざ言葉で伝えなくても、本当に楽しんでいることが伝わったら良い。

言葉じゃなくて、私がデートを満喫している姿でそれが伝わったら良い。




「三原くん、次はこれで遊びたい!」




学生時代に戻ったような時間だった。

学生時代の楽しさだけ取り除いて凝縮(ぎょうしゅく)したような時間。

幸せで仕方ない時間だった。