「平塚さん、どれにする?」
三原くんにそう聞かれて、私は和菓子の入ったケースを見ながらつい浮かれてしまう。
「デートってこんなに楽しいんだね」
気づけばそう呟いていて。
「デート?」
「あ、ちがっ! お出かけ! お出かけだから! 今の忘れて!」
スケジュール帳に『(デート)』って書いた私の馬鹿!
しかも口を滑らすし。
そんな私たちを和菓子屋のお婆ちゃんが穏やかな笑顔で見つめている。
そしてデートという単語だけ聞こえたのか「デートで来たの?」と問いかけられる。
「そうですよ。初めてのデートなんです」
そう返した三原くんの笑顔は今まで一番嬉しそうな笑顔だった。
三原くんにそう聞かれて、私は和菓子の入ったケースを見ながらつい浮かれてしまう。
「デートってこんなに楽しいんだね」
気づけばそう呟いていて。
「デート?」
「あ、ちがっ! お出かけ! お出かけだから! 今の忘れて!」
スケジュール帳に『(デート)』って書いた私の馬鹿!
しかも口を滑らすし。
そんな私たちを和菓子屋のお婆ちゃんが穏やかな笑顔で見つめている。
そしてデートという単語だけ聞こえたのか「デートで来たの?」と問いかけられる。
「そうですよ。初めてのデートなんです」
そう返した三原くんの笑顔は今まで一番嬉しそうな笑顔だった。



