星祈祭当日。
夜がゆっくりと王都を包み込み、空には無数の星が瞬いていた。
王城前の大広場には、青白い灯りが幾重にも揺れている。星を模した硝子灯が並び、まるで地上にも星空が広がったかのようだった。
人々は静かに空を見上げ、手を組み、祈りの言葉を捧げている。
アリスは王族席からその光景を見つめていた。
――美しい。
思わず息を呑むほどに。
王城奥に広がる聖域。そこは普段、厳重に封じられ、王族であっても立ち入ることを許されない場所だった。星晶はその中心に安置され、この国にとって最も神聖な存在として守られている。
ただし、星祈祭の夜だけは例外。
選ばれた司祭のみが浄めの儀を経て聖域へ足を踏み入れることを許される。
白装束の司祭が、静かな足取りで祭壇へと進む。
セオはまだ本調子ではないものの、正装に身を包み、王太子としてその場に立っている。その横顔には、若さと責任が同居していた。
やがて祭壇中央の台座に視線が集まる。
夜がゆっくりと王都を包み込み、空には無数の星が瞬いていた。
王城前の大広場には、青白い灯りが幾重にも揺れている。星を模した硝子灯が並び、まるで地上にも星空が広がったかのようだった。
人々は静かに空を見上げ、手を組み、祈りの言葉を捧げている。
アリスは王族席からその光景を見つめていた。
――美しい。
思わず息を呑むほどに。
王城奥に広がる聖域。そこは普段、厳重に封じられ、王族であっても立ち入ることを許されない場所だった。星晶はその中心に安置され、この国にとって最も神聖な存在として守られている。
ただし、星祈祭の夜だけは例外。
選ばれた司祭のみが浄めの儀を経て聖域へ足を踏み入れることを許される。
白装束の司祭が、静かな足取りで祭壇へと進む。
セオはまだ本調子ではないものの、正装に身を包み、王太子としてその場に立っている。その横顔には、若さと責任が同居していた。
やがて祭壇中央の台座に視線が集まる。



