幼馴染に彼女ができたけどなんで私が嫉妬されてるの?

「沙菜のクラスさぁ、英語論理うちのクラスより進んでたよな」

「なによ、いきなり」

「オレのクラスまだレッスン3なんだよ。沙菜んところは?」

「5だけど…」

「やり!4写させてくれ!それが言いたくて待ってたんだ」

「自分でやれば?」

「お願い沙菜ちゃん!」

「げ、『ちゃん』だなんて、気持ちワル」

「蓮、木田って男の子の話はどうなったんだ?」

お父さん、まださっきの話題諦めてないのか…。

「オレのクラスメイト。
沙菜に気があるっていうから、今日皆で遊びに行ったんですよ。
バレー部の好青年。変なヤツじゃないッスよ」

「あらあら、まぁまぁ」

それを聞いて嬉しそうなのがお母さん。
早く夕食が食べたい…。

「沙菜、男女交際は慎重にな。
簡単にくっついたり別れたりするんじゃないぞ。
もちろん、不純異性交遊なんて言語道断だ」

お父さんから真剣に言われてしまった…。

「そんなんじゃないから」

「なんだ、木田じゃダメなのか?おまえ、理想高いな~」

即否定して話を流そうとしたのに、またもや蓮が余計なことを言う。

「もう!いいから帰りなさいよ!」

「いや、ワーク写させてもらわないと帰れねぇ」

「夕食食べたら届けるから、とにかく家に帰って」

「兄ちゃん、そろそろ僕風呂入って寝たい」

竜が絶妙の間で入ってきた。
エライ!さすが空気読む第二子!

「へいへい。オレんとこ、明日授業あるから、後で必ず見せてくれよな。
それじゃ、ご馳走様でした」

蓮は竜と礼儀正しくお辞儀をして、帰っていった。