『外に出るのをあきらめるなら、ドロップハートをやらなくてもいい。だが、例外として勝負の再挑戦を認めるのは、ドロップハートだけだ』
帝さんを落とせる猛者について思いをはせていたら、帝さんにじっと見つめられて、はっ、と我に返る。
帝さんの心を落とすなんてどう考えても“無理ゲー”というやつだけど、まだライブに行ける可能性があるとしたらこれだけだし…!
『うぅ…やります、やらせてください…!』
かっとうして うなりながら、私は、ぎゅっと目を閉じてその言葉をしぼり出した。
でも…と、眉を下げて帝さんを見る。
『だけど、帝さんはいいんですか…?このゲームをやれば恋愛関係になる可能性もあるということで…その、私なんかを相手に』



