帝さんが自殺する原因がなくなる、ってこと…?
え…え、え。
ぐるぐると頭が混乱しているけど、それと同時に、今までのことがパズルのピースをはめたように、ぱちぱちっとつながっていった。
帝さんが、私の名前と年齢を聞いて、家に住まわせたこと。
ゲームの再挑戦を、“相手の心を落とし合う”ドロップハート限定で認めてくれたこと。
廉さんが、ドロップハートなら、と私を応援してくれたこと。
帝さんが、世のなかを退屈に思っていること。
ドロップハートで、私が勝つことを望んでいたこと。
廉さんが、『愛の魔法で死が遠ざかる』と言っていたこと。
帝さんが、勝者として定期的にキスすることを求めたこと。
…私に、黒街から出る許可証を隠していたこと。



