「あのぉ、どういうことでしょうか…?」
「今、すべてを理解する必要はないわ。ときがくれば、おのずと意味がわかるようになるから。あなたはすごい女の子ってことよ、結花ちゃん」
つん、と占い師さんに人差し指で鼻の頭をつつかれて、「んぇ」と声が出た。急にフレンドリーだ。
よくわからないけど、占い師さんも今はわからなくて大丈夫って言ってるから…思うままに行動すればいい、ってことだけ意識しておけばいっか。
でも…私、占い師さんに名前言ったっけ?
うーん?と首をかしげながら、私は占い師さんにお礼を告げて、占い結果をメモした紙をもらい、生徒指導室を出た。
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「お帰りなさいませ、ご主人さま」
「お待たせいたしました。こちら、ウーロン茶でございます」



