Gold Night ―退屈をもてあました男は予言の乙女を欲する―



 それに、“今後はいちいち”っていう言い方じゃ、まるで…。




「まさか、よくあることなんですか…!?」


結花(ゆいか)の身の安全は守る。気にするな」




 いや、気にしないなんて むりですけど…っ!?

 なんで(みかど)さんがそんな目に…もしかして、(くに)家の人だから?

 うぅ、ありそうだと思えてしまうくらいのイメージが…。


 あらためて、帝さんがちがう世界に住む人だと感じて、心配になる。

 こんなこわいことがよくあるなんて…今までも、私が気づいてなかっただけで、“刺客(しかく)”が来てたりしたのかな…?




「そのうち使用人が片付けに来る。今日は俺の部屋で寝ろ」


「えっ」




 み、帝さんの部屋で!?

 と思ったけど、またこんなことがあったらこわいし、帝さんと一緒にいたほうが安心かも…と考えて、私は大人しく「はい」と答えた。