Gold Night ―退屈をもてあました男は予言の乙女を欲する―



「わ…私が、帝さんの命を…??」




 そう言われても、私、ただの一般人なんだけど…??

 帝さんを助けられるスーパー技能とか、持ってないよ?

 は、もしや、私自身が気づいてない()められた才能があったり…!?


 …いやぁ、ないよねぇ…。




「んんん…まったくもって帝さんを助けられる自信がありませんけど…でも、私にできることがあるなら、がんばってその予言、そししてみせます!」


「…」




 ぐっ、とこぶしをにぎって力強く宣言(せんげん)すると、帝さんは目を細めて私を見つめた。

 思ったよりも大きな期待をされてたけど…でも、帝さんから あたえてもらったものを考えたら、つり合いがとれているのかもしれない。