Gold Night ―退屈をもてあました男は予言の乙女を欲する―

 帝さんも、ふらっと私の部屋に来たりするのかな!?

 いつ見られてもいいように、部屋は毎日きれいに片付けておかなきゃ…!

 はっ、も、もし着替え中に帝さんが入ってきちゃったりしたらどうしよう!?


 あの部屋って、どこか隠れられる場所あったかな…!

 あ、それこそベッドのカーテンを閉じて、天蓋(てんがい)のなかで着替えるとか!?



 あぁぁぁ、とお風呂のなかで えんえんとなやんだあげく、帝さんが帰ってきてるかも、とすぐ部屋に もどらずに、家のなかを うろうろしたせいかもしれない。

 意を決して部屋にもどり、しずか~にベッドのなかに入った私は、朝になって目を覚ましたとき、あきらかな体のだるさと頭痛を感じた。






「今日も仕事あるのに、熱出しちゃうなんて…」