Gold Night ―退屈をもてあました男は予言の乙女を欲する―



 茜は ほおづえをつきながら、私の顔をまじまじと見てきた。

 特別…な、わけじゃないと思うけど。

 私って平々凡々(へいへいぼんぼん)な一般人だし。




「…茜、どうしたらいいと思う?」


「ん~。そうなー、まずもって結花は年下なわけじゃん?あたしらからは年上って恋愛対象として見れるけど、年上側からは なかなかそうは いかないわけよ」


「ははあ」


「年が離れてるぶんだけ、恋愛対象としては見にくい。だから、こっちが女って意識させる必要があるんじゃね?」


「女子として意識させる?」


「そ。とりあえず結花さ」




 そこで、茜は ほおづえをついたまま、目を細めて笑う。




「帝さまと体の関係持ってみたら?」


「かっ…!?」