HRのチャイムまで、あと数分。
賑やかになってきた教室内には
笑い声とスマホをいじる音が響いている。
さっきの萌子たちの周りには、
去年彼女たちと同じクラスであろう
賑やかな生徒たち、
芸能人顔負けのルックスを持つ
百瀬 梨々花 や
瀬川 琉生 たちが
輪を作るように集まっていく。
と、突然。
バッグの中に入れたままの
しずくのスマホが、振動音を立てた。
同時に、教室にいる生徒のほとんどが
スマホへと視線を落としていく。
なんとなく、妙な空気。
スマホを取り出すと、
画面には
見慣れないアイコンが
ひとつ、増えていた。
新しいアプリなんて、
入れた覚えはない。
黒地に白抜きの " F " 。
それだけの
シンプルなロゴが、
画面で異様な雰囲気を纏っている。
「 うわ、マジで来た……何これ 」
「 怖。なんかウイルスじゃないよね?」
「 これさっき萌子が言ってたやつ? " F " ?」
「 てか、勝手に入ってくるとか、やばくね?」
ざわつくクラスメイトの声が
次々と聞こえる。
みんなのスマホにも同じように、
" F " というアプリが入ったらしい。
アイコンを長押ししても、
【 削除 】の表示は出ない。
賑やかになってきた教室内には
笑い声とスマホをいじる音が響いている。
さっきの萌子たちの周りには、
去年彼女たちと同じクラスであろう
賑やかな生徒たち、
芸能人顔負けのルックスを持つ
百瀬 梨々花 や
瀬川 琉生 たちが
輪を作るように集まっていく。
と、突然。
バッグの中に入れたままの
しずくのスマホが、振動音を立てた。
同時に、教室にいる生徒のほとんどが
スマホへと視線を落としていく。
なんとなく、妙な空気。
スマホを取り出すと、
画面には
見慣れないアイコンが
ひとつ、増えていた。
新しいアプリなんて、
入れた覚えはない。
黒地に白抜きの " F " 。
それだけの
シンプルなロゴが、
画面で異様な雰囲気を纏っている。
「 うわ、マジで来た……何これ 」
「 怖。なんかウイルスじゃないよね?」
「 これさっき萌子が言ってたやつ? " F " ?」
「 てか、勝手に入ってくるとか、やばくね?」
ざわつくクラスメイトの声が
次々と聞こえる。
みんなのスマホにも同じように、
" F " というアプリが入ったらしい。
アイコンを長押ししても、
【 削除 】の表示は出ない。

