「ミトは全く気付いてねーみたいだけど」
セルディオはじっとミトを見つめた。
ミトはきょとんとしている。
「ああー、なんかアホらし」
セルディオは顔を背けた。
「なによ、またもったいつけてるの?言いかけて止めないでよ、気になる」
セルディオは今夜、自分の気持ちを全部伝えようと思ってここに来た。
それでも、ミトがここまで自分を男として意識していないとわかってしまうと、決心も鈍る。
(オレだけ必死みたいで面白くねー)
黙り込んでしまったセルディオ。
「無理には聞かないけど」
ミトはあっさり引き下がる。
自分に執着がない姿を見せられ、セルディオは腹が立った。
「オレはミトのこと好きだぜ」
自分を見てほしい。
「え!ホントに!?」
ミトは驚いた。
影はちょっと機嫌を直した。
「すっごく意外。自分勝手でとんでもない奴だって思われてるかと思ってた」
「………」
本意が通じてないらしい。
「そうじゃねーよ」
セルディオは気を取り直してソファから立ち上がった。
「そうじゃないって?」
セルディオはミトに近づいた。
「な、なに?」
ちょっとうろたえるミト。
もっと困らせてやりたい。
セルディオはミトが座る前に膝まづく。
「ミト、触れてもいいか?」
「はあ!?」
セルディオはミトの返事を待たず、そっとその頬に触れた。
ミトを抱いたあの日からずっと、ミトには触れないようセルディオは気を付けてきた。
傷ついたミトの気持ちを考えると、触れるわけにはいかないと思ったし、何より、自分を拒絶されるかもしれないと思うと恐かった。
セルディオはじっとミトを見つめた。
ミトはきょとんとしている。
「ああー、なんかアホらし」
セルディオは顔を背けた。
「なによ、またもったいつけてるの?言いかけて止めないでよ、気になる」
セルディオは今夜、自分の気持ちを全部伝えようと思ってここに来た。
それでも、ミトがここまで自分を男として意識していないとわかってしまうと、決心も鈍る。
(オレだけ必死みたいで面白くねー)
黙り込んでしまったセルディオ。
「無理には聞かないけど」
ミトはあっさり引き下がる。
自分に執着がない姿を見せられ、セルディオは腹が立った。
「オレはミトのこと好きだぜ」
自分を見てほしい。
「え!ホントに!?」
ミトは驚いた。
影はちょっと機嫌を直した。
「すっごく意外。自分勝手でとんでもない奴だって思われてるかと思ってた」
「………」
本意が通じてないらしい。
「そうじゃねーよ」
セルディオは気を取り直してソファから立ち上がった。
「そうじゃないって?」
セルディオはミトに近づいた。
「な、なに?」
ちょっとうろたえるミト。
もっと困らせてやりたい。
セルディオはミトが座る前に膝まづく。
「ミト、触れてもいいか?」
「はあ!?」
セルディオはミトの返事を待たず、そっとその頬に触れた。
ミトを抱いたあの日からずっと、ミトには触れないようセルディオは気を付けてきた。
傷ついたミトの気持ちを考えると、触れるわけにはいかないと思ったし、何より、自分を拒絶されるかもしれないと思うと恐かった。



