あれから1ヶ月、表面上は何事もなく、毎日は平穏に過ぎ去って行った。
影は変わらず自分の責務を淡々とこなしていく。
そんな毎日の中、ミトとの時間が唯一寛ぎとなっていた。
影はもう、ミトの前でセルファにはならない。
そのままの自分で、ミトとの時間を過ごした。
ミトはまだセイラムに気持ちがあるようだが、少しずつ元気を取り戻しつつある。
「また王宮に行ってみようかな」
そんな発言まで飛び出した。
「あ、でも、やっぱりやめよっかな…」
「セイラムがいるからか?」
ミトが何を考えているのか、影にはすぐにわかった。
「うっ…、そーよ」
シュンとするミト。
「会いたくないんだったら、あいつのスケジュール知ってるから、王宮にいない日を教えてやってもいいぜ」
「ホント!?」
速攻でミトは食いついた。
そんなミトを見て、影は嬉しくなる。
こんな日々がずっと続けばいい、影はそう思った。
影は変わらず自分の責務を淡々とこなしていく。
そんな毎日の中、ミトとの時間が唯一寛ぎとなっていた。
影はもう、ミトの前でセルファにはならない。
そのままの自分で、ミトとの時間を過ごした。
ミトはまだセイラムに気持ちがあるようだが、少しずつ元気を取り戻しつつある。
「また王宮に行ってみようかな」
そんな発言まで飛び出した。
「あ、でも、やっぱりやめよっかな…」
「セイラムがいるからか?」
ミトが何を考えているのか、影にはすぐにわかった。
「うっ…、そーよ」
シュンとするミト。
「会いたくないんだったら、あいつのスケジュール知ってるから、王宮にいない日を教えてやってもいいぜ」
「ホント!?」
速攻でミトは食いついた。
そんなミトを見て、影は嬉しくなる。
こんな日々がずっと続けばいい、影はそう思った。



