「彼のこと嫌いなのか好きなのか、もうわけわからなくてぐちゃぐちゃでした。やっぱり嫌いだと思っても、どうしても気になって彼を目で追ってしまって、それで、あんなことしてやっぱり最低とか思ったり。そんなふうに、気がついたら彼のことばかり考えていたんですよね」
リアナははにかんだ笑顔を見せて続けた。
「私は彼のことが好きなんだって、もう認めるしかないなって感じで。認めたら、今度は顔をまともに見ることができなくなっちゃって、困りました」
(私はセイラム様のことを四六時中考えているわけじゃないわ。とっさに顔が浮かんじゃっただけなのに、あいつが変なこと言うから、話がおかしくなるのよ!)
憧れていた恋愛感情。
片思いでもいい。
どんなに切なくてもいい。
一度でいいから経験してみたい。
たった一人の男性を愛してみたい。
そう思っていたのに、今はそうなることが恐くて仕方のないミトだった。
結局、セイラムのことばかり考えて、ミトが眠りに落ちたのは明け方になってしまった。
リアナははにかんだ笑顔を見せて続けた。
「私は彼のことが好きなんだって、もう認めるしかないなって感じで。認めたら、今度は顔をまともに見ることができなくなっちゃって、困りました」
(私はセイラム様のことを四六時中考えているわけじゃないわ。とっさに顔が浮かんじゃっただけなのに、あいつが変なこと言うから、話がおかしくなるのよ!)
憧れていた恋愛感情。
片思いでもいい。
どんなに切なくてもいい。
一度でいいから経験してみたい。
たった一人の男性を愛してみたい。
そう思っていたのに、今はそうなることが恐くて仕方のないミトだった。
結局、セイラムのことばかり考えて、ミトが眠りに落ちたのは明け方になってしまった。



