ティアラはプライドが高く、それでいて立場を弁える聡明さがある。
アリアは聞いていた通り、見た目とは違い快楽に貪欲だ。
この二人については、聞いていた話と大きなギャップはなかった。
ところが、ミトは違う。
影から聞いていた印象とのギャップを感じていた。
まだそれを目の当たりにはしていないからだろうか。
前回は二人して寝過ごすという大失態を犯した。
そして今夜はできない日だ。
次回も恐らく無理。
(全く間が悪い…)
まるでもったいつけられているような苛立ちを感じるセルファだった。
しかも、ミトは黙り込んだままだ。
彼女は自分に夢中ではなかったのか。
日中のミトと今のミト、まるで別人ではないか。
セルファはさっきの笑顔をもう一度見たくて、ひとつの提案を思いついた。
「そうだ。今度は私が王宮を案内しよう」
「はい?」
ミトは驚いてセルファを反射的に見る。
「少しくらいなら、時間を作れる」
セルファはミトが喜んで自分に甘える姿を見てみたくなった。
「そんな、お忙しいでしょう?私なら大丈夫です。また勝手にやりますから」
「まるで私に会いたくないような言い方だね」
喜んで応じると思った提案をアッサリ却下されて、セルファは面白くない。
「いやっ、そういうわけでは…」
ヤバイと思い、ミトは言葉を濁した。
「何か問題があるのかな?」
(あるってば!)
何せ、セルファと顔を合わせて芝居をするのが嫌で王宮を避けているのだ。
セルファ直々に案内など、ミトにとっては迷惑行為でしかない。
それに、他の妃たちの目が気になる。
特にアリアとユフィーリオがどう思うか、さすがのミトも考えるだけで恐かった。
セルファはその点について考えないのだろうか。
アリアは聞いていた通り、見た目とは違い快楽に貪欲だ。
この二人については、聞いていた話と大きなギャップはなかった。
ところが、ミトは違う。
影から聞いていた印象とのギャップを感じていた。
まだそれを目の当たりにはしていないからだろうか。
前回は二人して寝過ごすという大失態を犯した。
そして今夜はできない日だ。
次回も恐らく無理。
(全く間が悪い…)
まるでもったいつけられているような苛立ちを感じるセルファだった。
しかも、ミトは黙り込んだままだ。
彼女は自分に夢中ではなかったのか。
日中のミトと今のミト、まるで別人ではないか。
セルファはさっきの笑顔をもう一度見たくて、ひとつの提案を思いついた。
「そうだ。今度は私が王宮を案内しよう」
「はい?」
ミトは驚いてセルファを反射的に見る。
「少しくらいなら、時間を作れる」
セルファはミトが喜んで自分に甘える姿を見てみたくなった。
「そんな、お忙しいでしょう?私なら大丈夫です。また勝手にやりますから」
「まるで私に会いたくないような言い方だね」
喜んで応じると思った提案をアッサリ却下されて、セルファは面白くない。
「いやっ、そういうわけでは…」
ヤバイと思い、ミトは言葉を濁した。
「何か問題があるのかな?」
(あるってば!)
何せ、セルファと顔を合わせて芝居をするのが嫌で王宮を避けているのだ。
セルファ直々に案内など、ミトにとっては迷惑行為でしかない。
それに、他の妃たちの目が気になる。
特にアリアとユフィーリオがどう思うか、さすがのミトも考えるだけで恐かった。
セルファはその点について考えないのだろうか。



