(アリアはセルファの興味が私に向くのを恐れているのね。そんなこと絶対にありえないのに)
セルファはユフィーリオ一筋なのだから。
しかも、王子の寵愛は平等というのが表向きの設定で、影は側室を平等に扱うよう言われているのだから。
何をしようがユフィーリオが絶対的に1位であり、側室はどこまでも横並びでしかない。
それはミトも理解している。というか、影の存在を知っているので、誰よりも熟知していると言って良い。
もちろん、そんなことをアリアに発表できるはずもないのだが。
(まぁいっか。アリアのことは放っておこう)
ミトは気にしないことにした。
アリアの嫌味など右から左に聞き流せば良い。
そんなことより、自分の好奇心を満たす方が大事に決まってる。
と言うわけで、次の日、早速午前中からミトは王宮へ出向いた。
「あ…」
護衛との待ち合わせ場所にセイラムがいて、ミトの口から思わず声が漏れる。
「あら、セイラム様ですね」
エイナが言う。
今日はユキと、そしてエイナが一緒だ。一般市民も出入りできる場所なので、万が一に備えてユキがエイナに声をかけたのだ。
「おはようございます」
朗らかな笑顔で挨拶するセイラム。
横には護衛と思われる男性が2人控えていた。
「おはようございます。セイラム様」
ミトはセイラムの笑顔を見てはにかんだ。
(やっぱりセイラム様って、心を和ませる力があるわ…)
「本日の護衛を連れてまいりました。キリア=ダイズと、カルロス=タカキです」
紹介された護衛たちが深々と礼をする。
「今日は宜しくお願いいたします」
ミトも深く頭を下げた。
その行動に驚くキリアとカルロス。
セルファはユフィーリオ一筋なのだから。
しかも、王子の寵愛は平等というのが表向きの設定で、影は側室を平等に扱うよう言われているのだから。
何をしようがユフィーリオが絶対的に1位であり、側室はどこまでも横並びでしかない。
それはミトも理解している。というか、影の存在を知っているので、誰よりも熟知していると言って良い。
もちろん、そんなことをアリアに発表できるはずもないのだが。
(まぁいっか。アリアのことは放っておこう)
ミトは気にしないことにした。
アリアの嫌味など右から左に聞き流せば良い。
そんなことより、自分の好奇心を満たす方が大事に決まってる。
と言うわけで、次の日、早速午前中からミトは王宮へ出向いた。
「あ…」
護衛との待ち合わせ場所にセイラムがいて、ミトの口から思わず声が漏れる。
「あら、セイラム様ですね」
エイナが言う。
今日はユキと、そしてエイナが一緒だ。一般市民も出入りできる場所なので、万が一に備えてユキがエイナに声をかけたのだ。
「おはようございます」
朗らかな笑顔で挨拶するセイラム。
横には護衛と思われる男性が2人控えていた。
「おはようございます。セイラム様」
ミトはセイラムの笑顔を見てはにかんだ。
(やっぱりセイラム様って、心を和ませる力があるわ…)
「本日の護衛を連れてまいりました。キリア=ダイズと、カルロス=タカキです」
紹介された護衛たちが深々と礼をする。
「今日は宜しくお願いいたします」
ミトも深く頭を下げた。
その行動に驚くキリアとカルロス。



