その息尽きるまで時間は無限

埃のついた最後の米を口に放り込む。

咀嚼すらしたくなくて、丸飲みする。

涙が出そうになる。

だんだん馬鹿らしくなる。


私ってなんで生きてるんだっけ?
生きてて意味なんてある?
もう私はいらない存在なんじゃないの?
いなくなったほうがいいんじゃない?
いや、それどころか、いてもいなくても変わらないんじゃない?
もういっそ死ぬ?
死んだほうが楽?

生きるって何?


生きてるのさえ馬鹿馬鹿しく感じる今日この頃。

もうこんなことを考えるのすら馬鹿らしくて、何も考えられない。


自分にとっては億を超えるほど考えて、もはやどうでも良くなってしまった哲学を考えながら、
いつもは楽しみで仕方ないはずの絶望の放課後がやってきた。