その息尽きるまで時間は無限

佳凪の方を無意識に見ると、眩しい笑顔を顔いっぱいに出しながら、女子3人で話していた。






ーーーーーーー可愛い。


太陽並みの明るさと存在感。
大好きだ。





好き、好き、すき…。


この感情を、明日本人に告げるのか…。






告白。



〈白を告げる〉と書いて、〈告白〉。

〈白〉とは、「自白」「白状」などと、何かを打ち明ける言葉によく使われる。
「告白」も例外なく。


だから、「白」とは心の内のことを言うのではないか。



心の中の、白い部分。



『罪を白状する』と言ったら、白じゃなくて黒じゃね?とは思うけど、そこは無視しまして…。(しかもそれだったら告黒(こくこく)になるし)


俺の黒い心の、唯一真っ白な部分。

そこで、佳凪を愛している。


その白を、明日少し零すのだ。



あ、なんだ。


難しく考えてすっげえ緊張してたけど、なんか楽じゃね?
いや楽ではないけど。


イケるイケる。




そんなことを浅く考えながら、ゆっくり自然に、目を閉じた。






ーーーー思えば、考えが本当に浅すぎた。浅はかだった。


好きな人と両想いになれるなんて、そうあることではないのに。


こんなことを計画していなければ、信じ込みすぎなければ。



俺はもう少しだけ、長生きができたのかもしれない。