その息尽きるまで時間は無限

ーーーーーー2日目、清水寺で、佳凪に告白をする。





清水寺なんて、絶好の告白ポイントだと思うのだ。



佳凪への恋を芽生えさせ、約1年半。


いいタイミングだと思うのだ。


一世一代。

次の日の午後の予定なのに、もう緊張している。


いかんいかん、これじゃだめだ。




最近は、半ば佳凪のためにさまざまなことも頑張っていたというのに。


今日でその努力を崩して、イメージダウンをするのだけは避けねば。





ーーーさぁ、いざ新幹線。




調理実習の時とは違い、班は佳凪、あおいとおなじになれた。

他の班のメンバーは、女1人、男2人だ。
俺のことは明らかに避けているが…、露骨にいじめられるよりはマシだ。



ーーーー…みんな話し込んでいる。

俺はその輪の中には中々入りづらくて、ぼーっとする。




ふと、車窓越しに空を眺める。


雲のない青空からは、存在感の強い日光が地上へ降り注いでいる。


涼しいを通り越して寒くなってきた11月に丁度いい天候だ。