その息尽きるまで時間は無限

ザバァ!!!!



「っは、きったねー、まじ。 小6でうんこ漏らすとか信じらんねーわ、きっしょ。」


俺は頭から思いっきりバケツの水をかけられていた。



「お前、今本当くっせぇわ。むりむり。つかよく人前で漏らせるよなぁ? トイレ行けっつの。」

「…」


髪の毛から水が滴る。


ーーー全然こいつは味方じゃなかった。


「元からお前のこと嫌いだったから。七晴に絡まれてるし、佳凪にもいつもヘラヘラしててさ。 今日で七晴にも、つーかみんなに嫌われたっしょ。ざまぁー!」



ザバッ!!!



また水を頭からかけられる。



たしかに、さっきの佳凪にも見られたのか。
嫌われたかな。
…そんなことどうでもいいや。




「ッチ、きったねぇ。早くケツ拭けよ。ほら、ズボン脱げって!!」



「っ?!ちばっ、やめっ?!」



避けても無駄だった。

ズボンをあっという間にずり下ろされ、つられパンツも途中までずり落ちる。


「うーーわくっっっさ!!! やっぱ下ろすんじゃなかった!きったねぇー!!うんこくせぇーーーー!!!」



一人で勝手に騒いで、後ずさって。


奥歯を噛み締める。

悔しくてたまらない。


こんなバカを少しでも信じたことと、この年で漏らしたことが。



「…やべぇ、先生の足音。おい、お前さっさと個室入れ。バレたら困る。チクったらぶっ殺すからな。」




捨て台詞らしきものを吐き捨て、駆け足でトイレを出て行った。



下半身を露出した状態はまずい。

急いだズボンをはくが、また重量と不快感。


そのまま立ちすくんでいると、1組の男性教師がやってきた。

「おまたせ…って、え?!え、びっちょびちょじゃねえか。どうした?」


ーーーー何度もずぶ濡れな件に対して問われたが、舌が凍りついたようで、言えなかった。