ホスト科のお世話係になりました

「ホストのご予約ですか?」
『うん。今日のお昼、尋くん空いてる?』

そう聞かれて慌てて棚から手帳を引っ張り出して確認した。
今日の日付を確認すると、まだ昼は空欄になっている。

「空いていますよ」
『やった! じゃあ昼休憩が始まったらすぐに1階の自販機コーナーで待ち合わせしてもらえる?』

「わ、わかりました」
胸ポケットからペンを取り出し、手帳に書き込んでいく。

ちょっと焦って文字が下手になってしまったけれど、これは仕方ない。
「以前もホスト科をご利用ですか?」

『うん。もう3回目だよ』
「それでしたら、前回と同じようにお金をご用意してください」

『わかってるって。じゃ、よろしくね!』