ホスト科のお世話係になりました

「それじゃ明日の朝からここに来て、掃除と電話当番をすること。放課後もここに来て、電話当番と冷蔵庫の中のチェックをしてもらって……」

「ちょ、ちょっと待って!」
どんどん話を進める汰斗を慌てて止めた。
「どうした?」

「私まだお世話係をするって決めたわけじゃないよ? まだわからないことだらけだし」

「でも内申点がほしいんだろ?」
大に言われて「ほしいけど、でも」と、口ごもってしまう。

そもそも生き物のお世話だと思ってここまで来たんだ。
急にホスト科の話しとかされてもやっぱり頭が追いつかない。

「えぇ~? ボク愛美ちゃんにお世話してほしいのにぃ」
侑介が唇をとがらせて頬をふくらませる。