ホスト科のお世話係になりました

ようやくホスト科の現状が見えてきた。
「そんな中で、よくこんな立派な備品を揃えることができたね?」

私がずっと座っているソファはふかふかで立ち上がるのが面倒になるくらいに心地いい。

「これは自分たちで持ち寄ったんだよ」
侑介が笑顔で答えてくれる。

なるほど。
だからこの部屋には統一感がないみたいだ。

「俺たちは少しでも救える生徒がいるかも知れないと思って、活動を続けてる」
「うん。気持ちはよくわかるよ」

私は汰斗の言葉に頷いた。
思っていたよりもずっとしっかりとした歴史がある活動みたいで、ちょっと安心した。

それでもまだこの星空中学校にホストクラブがあるなんて信用できないけれど。