ホスト科のお世話係になりました

俺は気が付かないふりをして取り分けられたケーキにフォークを伸ばした。

「大だって、なんでもない顔してるけど、本当は愛美ちゃんのこと気に入ってるんでしょ? ボクにはわかるよ!」

「オレは無駄な争いはしねぇよ。あいつはオレを好きになるっていう確信があるから、なにも言わないだけだ」
「なんだその確信っていうのは!?」

思わず怒鳴るように質問してしまう。
「あれあれあれれぇ? そんなに焦ってどうしたんだよ汰斗、らしくないぞ?」

ニヤつく大にしてやられたと感づくけれどもう遅い。
ここにいるメンバーには自分の気持がバレてしまっている。