ホスト科のお世話係になりました

どう対応しようかと悩んでいたとき、尋が「愛美ちゃんの気持ちも考えて行動してくださいよ」と、汰斗へ視線を向けて言った。

「君の気持ち?」
「べ、別になんでもないの!」

ブンブンと左右に首を振る私を見て尋が含みのある笑顔を浮かべた。
「もう隠す必要はないんですよ?」

「か、隠すってなにが!? なんのこと!?」
「部活の方針を一部変更したんです。ね、汰斗?」

尋に言われて汰斗が頷いた。
「そうだ。今日の昼間にみんなには報告したんだけど、君は休んでいたからな」

「ど、どういうこと?」
みんなの話についていけなくてまばたきを繰り返す。