ホスト科のお世話係になりました

すぐに立ち上がって作り笑いを浮かべる。
「あぁ。今日は珍しく短い時間の仕事しか入ってないみたいなんだ」

「へ、へぇそうなんだね」
相槌を打ったところで、侑介が汰斗へと駆け寄っていった。

そして真っ直ぐで大きな目を汰斗へ向ける。
「汰斗、昨日どこでなにしてたの?」
その質問に汰斗の眉がピクリと動く。

私は侑介を止めようとしたけれど、ここで止めれば余計に怪しまれてしまうと思ってできなかった。
「昨日は買い物に出かけてたけど、それがどうした?」

「愛美ちゃんが見たって。汰斗が、女の子と歩いているところ」
そう言われて汰斗の視線がこちらへ向ける。

その目は大きく見開かれていた。