ホスト科のお世話係になりました

それで、汰斗が一緒にいた相手が誰なのかわかれば、この気持に諦めもつくかもしれない。

「実は昨日ね……」
私はソファに座ってぽつぽつと昨日の出来事をみんなに話し始めた。

「汰斗に彼女? そんなの聞いたことねぇな」
大は首を傾げている。
「確かに、初耳ですね。侑介はなにか聞いていますか?」

「ボクも聞いたことないよ。汰斗って女の子に慣れてない感じなんだと思ってたけどなぁ」

私も侑介と同じように思っていた。
私から近づいて行けば逃げてしまうようなタイプだと。
だけど昨日見た感じでは全く違った。

肩を並べて歩きながら、互いにちょっかいを出し合ってたように見えた。