ホスト科のお世話係になりました

「わかった。じゃあ、ホスト科と、そのお世話係の仕事について教えてもらってもいい?」

私がそう言うと、侑介が嬉しそうにぱあっと微笑んだのだった。

☆☆☆

今、私の目の前のテーブルに人数分の麦茶が用意されていた。

部室にはガスなどないから、小型冷蔵庫から取り出したペットボトルのお茶が用意されていた。
用意してくれたのは優しげな笑みを浮かべている尋だった。

「はい、どうぞ」

と差し出されたグラスを両手で受け取って一口飲むと、緊張しているせいかあまり味を感じなかった。

「ホストクラブは知ってるか?」

無理茶を一口飲んでテーブルへ戻したタイミングで汰斗が言った。