悪役令嬢と誤解され王子から婚約破棄を言い渡されましたが私にどうしろというのでしょう?

「あなたは私のように努力をしたことがありまして?
いきなりキレるとは、なんて野蛮なのでしょう。
そのような姿勢で何を言っても、心に響きませんわ」

言葉を発している内に、徐々に冷静さが戻ってくる。

そうよ。
私がこんな子の場所まで下りてあげる必要なんてないんだわ。

「はぁ…」

え?何?今この子、ため息ついた?

「努力って、言われたことをやっていただけじゃないですか。
それってまるっきりの受け身ですよね?
それとも、能動的な努力をしたんですか?
そもそも、ジェリーナ様はアルノート様を愛しているんですか?
さっきから、義務とか努力とか、そんなんばっかり。
どこまでプライド高いんですか?」

な、なんですってーーー!!!

「あなたにそんなことを言われる筋合いはありません。
それに、アルを愛しているからこそ、私は努力を続けてきたのです」

落ち着かなきゃ…冷静になるのよ私…。

「愛しているなら、なんで簡単に婚約破棄を受け入れるんですか?
そもそも、本当にこの国の上に立つ使命を持っているなら、なんとしてもこの危機を乗り越えるべきですよね?
私みたいな田舎のアホ女が王妃になったら、この国終わりだと思いません?
私は思います!!!」

はぁ!?