悪役令嬢と誤解され王子から婚約破棄を言い渡されましたが私にどうしろというのでしょう?

「冷酷で傲慢で酷い女だ。軽蔑するとおっしゃったのはアルノート様ですよね?」

イエス!冷たく突き放したーーーーーー!!!
あの目は相当キレてるぞー。
言ったれ言ったれーー!!!

と思ったら、ジェリーナ様は「王命には従う」と従順な姿勢。
喜ぶ国王陛下。
ジェリーナ様はこのままアホ王子と婚約して本当にいいの?
あんなに辛そうなのに…。

「国王陛下、発言をお許しください」

そこへ、ついにジェリーナの父であるユーヴィス家当主が登場!
良かったーーー!
あなた様の登場を待っていました!!!

そして、ジェリーナ様は泣きながらアホ王子にもうすっかり不信で、生理的嫌悪を感じていることを伝えた。
泣きながら、それはそれは心底嫌そうに。

あ…アホ王子ショック受けてる。
自業自得なのに。
ばかみたい。

さらにルイザ様の父であるフェルナンド家当主まで登場。
国王陛下の側近の公爵2人に圧をかけられたら、アホ王子は何もできないよね…。
あとは国王陛下の決断次第だけど…。

ルイザ様を見ると、目だけで頷いてくれた。
きっと大丈夫!
周囲の注目が国王陛下に向いているうちに、私はそっとその場を離れた。
今のうちに逃げないと!